外壁材も時代によって、流行りすたりがあります。戦後間もなくは、南京下見という板張り外壁が多く造られました。その後に大流行したのがリシン掻き落とし外壁です。モルタル下地の上へ、長石などの粉末を白色セメントに混入した混合セメントを塗り、半乾燥時にワイヤーブラシで表面を軽く掻き落としたものです。混入する顔料の種類で、様々な仕上げが得られました。
この時代には、ラワン縦羽目外壁も流行っています。ラワン板の木口に凹凸の溝を切り、板同士の密着性を高めて反りに強くした板で、仕上げはクリアラッカーなどが使われました。
次に登場したのがサイディング材です。材料は珪酸カルシウムやガラス繊維を混入したセメント板です。サイディング材は基材が不燃性なので高い防火性が得られると共に、フッ素などでコーティングして防汚性を向上させた商品も発売されています。
























