点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(11) 〝環境価値〟徐々に市場へ浸透 日本不動産鑑定士協会連合会常務理事奥田かつ枝氏に聞く
住宅新報 2013年11月26日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

奥田かつ枝氏
「環境と不動産」シリーズ11回目は、日本不動産鑑定士協会連合会常任理事の奥田かつ枝氏へのインタビュー後半。
――不動産鑑定評価基準の見直しはどのような狙いがありますか。
奥田氏 今回の不動産鑑定評価基準見直しの背景には、不動産市場の国際化と変化する多様な評価ニーズへの対応がある。環境不動産に関連する論点として、一定の要件を満たす場合に、土壌汚染等の一部の価格形成要因の調査範囲を限定して過度な鑑定士の責任を除いていくことは先に述べたが、別の検討項目として鑑定評価において考慮するべき建物の価格形成要因についての精緻化がある。具体的には、耐震性、省エネルギー対策、防災設備などについて、従来以上に注意を払うべき要因として加筆していくことが、検討されている。





















