藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (15) 離職率を減らすには 「従業員満足度」の実践を 社員のモチベーション向上に
住宅新報 2013年10月22日 号 6面
連載: 藤澤雅義の賃貸管理 現場中継
※今回は、オーナーズエージェント・コンサルティング事業部次長の今井基次が担当します。
前回、外部に向けてのマーケティングのお話をしましたが、今回は会社の内部に向けてのマーケティングのお話をします。
私は職業柄、全国の様々な中小不動産管理会社を見させて頂いておりますが、各社には1つのよく似た傾向があります。それは離職率の高さです。業種別の「新卒者離職率」(厚生労働省)によると不動産業は離職率が第5位。もっとも私が接する会社の多くは中途採用が主ですが、数年働いたうえで退職ならまだしも、1年、早ければ数カ月ごとに人が入れ替わっている会社もあります。不動産業界は、他業界に比べ給与水準も比較的高く、特別な技術を必要とせず入りやすい反面、入ってみたら劣等な労働環境や、望まざる就業規則や福利厚生水準に嫌気が差してすぐに退職してしまうということが散見されます。不動産業は、サービスが中心ですから、人的資源に依存していることが多いのが実情です。しかし、いつまで経っても人が固定されず、よって収益が改善されないため本来あるべき労働環境を実現できないという悪循環に陥っています。























