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スタンダード会員限定近鉄不動産と大京 初のJV戸建て 三鷹市のエコタウン認定第1弾に

住宅新報 2013年10月22日 号 5面

マンション・開発・経営
エルグレード三鷹

エルグレード三鷹

 近鉄不動産と大京が東京都三鷹市で初の戸建て共同事業「エルグレード三鷹ザ・ファースト」の開発を進めている。6102m2の敷地で41区画を分譲する計画。一定の敷地で複数の戸建て住宅を開発して、エネルギー関連設備を導入する事業者を三鷹市が支援する「三鷹市エコタウン開発奨励制度」(別掲)の第1号事業だ。エルグレードは両社による共同戸建て事業のブランド名。第2弾以降も検討に入っており、今後も積極的に取り組む方針だ。

 同物件は、三鷹市大沢3丁目に立地する。「建物の敷地面積は110m2以上」や「建築物の緑化率は15%以上」などの規制を受ける三鷹市初の環境緑地整備地区内だ。

 各住棟には、東京ガスが供給する太陽熱利用システム「SOLAMO(ソラモ)」と電気自動車用充電コンセントを採用する。両設備がエコタウン開発奨励制度の対象になっているほか、太陽熱利用システムには東京都の助成制度があるため、戸当たり53万5000円の補助金が受けられる。

 ソラモは太陽熱で貯湯タンクの水を温めて風呂などのお湯に利用するもの。試算によると、年間約3万2000円、光熱費が削減できるという。

 今年度内に39戸が完成予定。残り2戸は14年秋頃の完成を見通している。

 8月初旬に物件広告サイトを開設して以降、300件超の問い合わせを受けている。10月19日から始めた事前案内会には同17日現在、70件以上の予約がある。地元三鷹市や武蔵野市の居住者で35~45歳が中心。三鷹市エコタウン開発奨励制度の初認定事業という点が大きな広告効果になっているという。

 第1期1次は10棟を販売する予定。開始は11月下旬頃。敷地面積は110~125m2。間取りは4LDK。価格は6000万円台の予定。

 なお両社の同物件への出資比率は5対5。

 ●三鷹市エコタウン開発奨励制度 3000m2以上の敷地に複数の戸建て住宅を一体開発して、太陽光発電や蓄電池などのエネルギー設備を導入する事業者に奨励金を交付するもの。13年4月から開始した。太陽光発電または太陽熱利用システムは全住戸、そのほか、同種類の設備を8割以上の住戸に設置すると認定が受けられる。3種類以上の設備を導入した場合はゴールド、2種類はシルバー、1種類はブロンズ認定となる。奨励金は設備に応じて額が決まる。例えば、太陽光発電は1キロワット当たり2万円、電気自動車用充電コンセントは1万円など。三鷹市環境政策課によると、10月18日時点でエコタウン認定を受けているのは「エルグレード三鷹ザ・ファースト」の1件。他に検討中の開発事業が1件あるという。

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