点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(4) 環境リスク回避から管理へ イー・アール・エス代表取締役副社長兼エンジニアリング部長 中村直器氏に聞く
住宅新報 2013年10月1日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

中村直器氏
近年、不動産の環境対応が進展を見せる中で、大きな役割を果たしているエンジニアリング・レポート(ER)の存在は見逃せない。この分野のパイオニア的存在である、土地・建物の環境リスクの調査会社「イー・アール・エス」の中村直器代表取締役副社長にERの動向や環境リスクのポイント、課題などを聞いた。
――環境リスクを測るモノサシとして、不動産取引で「エンジニアリング・レポート」(以下、ER)の活用が進んでいます。
中村氏 不動産の物理的なリスク調査に位置付けられる「エンジニアリング・レポート」(以下、ER)は、この10数年で不動産証券化市場の伸展と共に、不動産取引に際して重要な役割を担ってきた。不動産に内在するリスクを評価し、それを明らかにすることがERの役割。法的調査、経済的調査と並んで、不動産のデューディリジェンスを構成する重要な調査の1つをなすものだ。環境問題の発生などを受けた社会的要請や法規制の変遷に基づいて、ERも年々ブラッシュアップされて、不動産取引においてその存在感を高めている。





















