三菱地所・ラサール不投資顧問 免震物流で最大規模 神奈川県相模原市に竣工 延床面積6.3万坪 テナント6割が決定
住宅新報 2013年9月10日 号 10面
三菱地所とラサール不動産投資顧問は9月4日、神奈川県相模原市に、日本最大規模となる免震構造の物流施設「ロジポート相模原」を完成させた。延べ床面積は東京ドーム4.5個分に相当する約6万3700坪。複数テナントの利用を想定した「マルチテナント型」だ。交通利便性とBCP(事業継続計画)面が評価され、面積ベースで既に約6割のテナントが決まっている。
「竣工時に5割を超えているのは、従来施設と比べて良いペースだ。顔ぶれを見ても日本トップクラスの企業ばかり」(中嶋康雄ラサール不動産投資顧問代表取締役CEO)。1年半をメドに100%稼働を目指す。
2社で設立した「相模原プロパティー特定目的会社」が事業主となる。
同施設は、国道129号線沿いで、今年3月に開通した首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「相模原愛川インターチェンジ」まで約4kmに位置する。東名高速道路と直結しており、東京都心部や横浜中心部、更には中部圏、関西圏へも配送しやすい立地。また、今年度中には中央自動車道や関越自動車道とも接続する予定で、北関東や甲信越エリアまでカバーできるようになる。
構造面では、建物とランプウェイに免震構造を採用しているほか、72時間対応の非常用発電機や水・食糧等の備蓄庫も備える。
建物は5階建てで、ワンフロアの面積は約1万1000坪。フロア中央に車路が通り、その両側が倉庫スペースとなる。1区画は約850~1007坪で、テナントは必要に応じて区画数を選ぶことができる。1階の南北2カ所には、従業員用の休憩室やコンビニ、シャワー室を設けた。
両社は、来月、同じく相模原エリアで物流施設「ロジポート橋本」(延べ床面積16万2000m2)の建設に着手する予定だ。
年間4~5棟ペースで
三菱地所は、11年に物流施設事業を開始。東京都江東区に第1弾を開発しており今回が2つ目となる。13年春には、物流施設開発事業を積極化するため、「物流開発室」を「物流施設事業部」に改組した。今後は「(単独・他社との共同を含めて)年間4~5棟ペースで開発していく」(田島穣・三菱地所常務執行役員)計画だ。























