1棟リノベ事業を開始 フージャース新規需要狙う 東京墨田区の初弾が販売好調
住宅新報 2013年9月3日 号 5面
フージャースホールディングスグループでマンション事業を展開するフージャースコーポレーション(東京都千代田区)が、1棟リノベーション事業に参入した。第1弾としてこのほど、東京都墨田区で築23年の賃貸マンションをリノベーションした「デュオリスタ錦糸町」の販売を開始した。エントランスをはじめとする共用部の刷新のほか、専有部は建具や壁紙の素材選択から、間取りなどの大幅な変更に対応できる仕組みを採用した。新築と比べた割安感や住戸のカスタマイズ性といったものに対する需要を狙える商品として、今後も積極的に取り組む方針。第2弾、第3弾の検討を進めている。
デュオリスタ錦糸町は、同社が07年に信託受益権として取得した賃貸マンションを所有権化して、分譲しているもの。総戸数58戸のうち、43戸は賃貸中だ。空き住戸15戸について8月17日から販売を開始。8月27日までに、8戸契約した。同物件を担当する同社営業本部の小串隆裕課長は「想定以上のペースで進捗している」と話す。契約者からは、価格の割安感やJR錦糸町駅徒歩8分の立地、中古ながらリノベーションで専有部などが刷新される点が評価されているという。
販売坪単価は160万円程度。周辺の中古マンション価格の相場を踏まえ、リノベーションによる付加価値分などを加算した価格。同エリアの新築に比べると、3割程度低い設定になっているという。また、第三者機関による建物検査や、構造などを5年間保証する既存住宅瑕疵(かし)保険に加入することで、安心、安全を訴求している。






















