長期優良マンションを展開 基準緩和受け取り組み開始東北初の認定物件など ナイス
住宅新報 2013年7月30日 号 5面
ナイス(神奈川県横浜市)が長期優良マンションの供給を始める。9月を目途に、宮城県仙台市太白区で開発を進めている東北初の長期優良マンション『ナイスパークフロンテージあすと長町』(総戸数97戸)の販売を開始。川崎市高津区(『ナイスステージ武蔵新城』総戸数42戸)や、横浜市緑区(『ナイスクオリティス十日市場公園』総戸数40戸)でも長期優良マンションを販売する。国土交通省が12年4月に施行した認定基準の改正により、事業性を考えるうえでハードルになっていた維持管理・更新対策の基準が緩和されたことなどから、このほど事業化をスタート。相次いで認定を取得した。同社は「今後も敷地条件などを考慮しつつ、積極的に取り組みたい」と話している。
ナイスでは、09年6月の長期優良認定制度開始以来、認定マンションの開発を検討していた。その中で最大のネックが、維持管理・更新の容易性の基準だった。従前の基準では共用部から専有部配管が点検できる状態が求められたため、原則として配管に水が流れるよう勾配をつけ、床下を通して共用部に出す必要があった。配管を通るスペースを確保する分、階高の上昇が必要になることなどから、事業採算性などで問題があった。
その点、改正基準では、配管に一定の措置を講ずることなどで、共用部からの点検が必須ではなくなったことから、取り組みを具体化した。





















