証券化協シンポでRICS会長 英国機関投資家から見た日本市場 「経験ないが興味はある」 「情報不足解消」「組む相手」カギに
住宅新報 2013年4月23日 号 3面

パネルディスカッションの風景
不動産証券化協会と日本不動産研究所、RICSジャパンは4月17日、東京・大手町の大手町サンケイプラザホールで「グローバル不動産投資の課題」をテーマにしたシンポジウムを開いた。証券化協、不動研が英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会(RICS)と業務提携した一環として開いた。
まず、RICSグローバル会長のアラン・コレット氏が「英国の機関投資家は日本の不動産投資市場をどう見ているか」について講演。その中で、「英国の機関投資家で日本の不動産に投資したことがあるのは1割未満で、9割以上が投資した経験がなく、また、『関心がある』は3分の2を占め、『関心がない』を大きく上回った」と紹介。関心があるのに投資実績が少ない要因は、「欧米と比べ不動産投資関連情報がないこと、パートナーを組む相手がいないこと」を挙げた。
その上で英国の機関投資家は、「日本の不動産については現在、静観の構えだ。安倍政権の金融緩和などの経済政策がどう効果を上げるのかを注視している。今後、投資が進むかは、日本の情報をどのように英国投資家に伝えることができるかにかかっている」と結んだ。





















