大和ハウス コスモスイニシアを子会社化 マンション分譲で連携強化
住宅新報 2013年4月23日 号 1面
大和ハウス工業は4月16日、マンションディベロッパーのコスモスイニシアを子会社化すると発表した。イニシアが第三者割当増資として発行する普通株式1938万7800株を全て引き受ける。払込予定は6月27日で、払込金額は約95億円。これにより、イニシアと同社連結子会社は14年3月期から大和ハウスの連結子会社となる予定。
大和ハウスはマンション事業で、首都圏でのブランド強化を戦略テーマに掲げている。特に環境配慮型マンションの販売強化や高い資産価値を維持する都市型ブランドの再構築に取り組む。また、中古マンション流通の新たな仕組みづくりも始めている。
コスモスイニシアは、リーマンショックなどを契機に業績が悪化。この際、管理子会社・コスモスライフを大和ハウスに譲渡した経緯もある。09年から法律に基づく事業再生に取り組み、今年3月には1008億円の事業再生ADR債務を完済した。この間、強みである新築マンションと戸建て住宅販売事業、更に不動産賃貸事業、不動産仲介事業に経営資源を集中。経営基盤の安定化に成功している。
今後、両社は首都圏と関西圏でのマンション分譲事業での業務提携を強化する。また、投資用不動産開発に力を入れ、イニシアと大和ハウス系列の投資法人との連携を目指す。更に、今後拡大が想定されている中古マンションや戸建て住宅などの流通市場での連携促進も図っていく。
大和ハウスは近年、雪国まいたけとの業務提携(10年)、東電ライフサポートの子会社化(12年)、ゼネコンのフジタ子会社化(13年)など事業拡大戦略を強化している。





















