全宅連 「不動産キャリアサポート制度」新設 従業者教育などを展開 まず実務基礎知識編で講座
住宅新報 2013年4月2日 号 5面

不動産キャリアパーソン資格のチラシ
全国宅地建物取引業協会連合会(伊藤博会長)は3月21日、東京・新橋の第一ホテル東京で12年度第5回理事会を開催し、前回承認された宅建業従業者に対する新たな教育研修、資格制度について、名称を「不動産キャリアサポート研修制度」と決めた。
同連合会が制度に基づいて設定した資格の名称は「不動産キャリアパーソン」とした。これは、全国のすべての不動産業従事者、消費者、学生など不動産取引にかかわるすべての人を対象にしたもので、不動産キャリアサポート制度という大枠の中に、実務基礎知識編として不動産キャリアパーソン講座を設立、2カ月の通信教育を経て、修了試験に合格し、資格登録をした人に不動産キャリアパーソン資格を付与するもの。将来的に設けられる上位資格である実務専門知識編との2本立てとなる。
不動産キャリアパーソン講座は、「従業者としての大切な心構え」「物件調査・価格査定」「不動産広告」「資金計画」「契約の基本」「その他の知識」について、テキストとインターネット学習で学び、その後CBT方式(47都道府県に所在する指定会場に常設されたコンピューターを使用する試験方式)による修了試験(40問4肢択一)を行い、7割以上得点した人を合格とする。修了試験合格者で、宅建業従事者であれば、不動産キャリアパーソン資格登録が行え、将来的には上位資格の受験資格を得られることになる。
阪井一仁全宅連人材育成委員長(大阪宅協会長)は、「大手と中小会社の違いは、社員教育の充実にある。我々、中小が大手と互していくには、従業者教育が不可欠だ。この講座は不動産業の仕事の流れ、注意すべき点を体系的にまとめたもので、初任者はもとより、実務経験がある人にも薦められるカリキュラムになっている。初年度は、全国で1万人の受講を目標としている」と、新資格への期待と自信を述べた。























