中古流通促進へ人材育成 社員の声で資格発足 三春情報センター
住宅新報 2013年3月26日 号 8面
横浜・横須賀・湘南を中心に不動産業を展開する三春情報センター(神奈川県横浜市)は、中古住宅流通事業の促進に向けた人材育成を強化している。このほど、中古住宅購入に併せたリフォームなど、住宅購入の選択肢を提案できる人材を認定する社内資格「ライフスタイルアドバイザー」を発足。2月に資格創設者などを除く全社員114人が第1回を受験し、試験に合格した9人を2級ライフスタイルアドバイザーとして認定した。
今後は毎月1度、希望者を対象に試験を実施。13年度内に2級は20人、2級を取得した後、一定のリフォーム提案実績で認定する1級については、5人が認定されるよう促していく。
資格者は名刺に資格内容を記載するほか、同社ホームページ上などで紹介する。
ライフスタイルアドバイザーは、初接客時から住まい探しの選択肢を広げる提案ができる能力や実績がある人を認定する資格。具体的には、駅距離や間取りなどの条件で家を探している人に対して、中古購入プラスリフォームや建売新築を購入して更に好みのインテリアを付加するなど、住まい探しの考え方を広げられるよう提案できる人材という位置付けだ。
資格は2段階。2級は金融やリフォーム施工、インテリアなどに関する知識を問う筆記試験に基づき認定する。107問中85点以上で合格となる。1級は、2級に合格したうえで、過去3カ月の住宅仲介実績に対するリフォーム付保100%など、一定の提案実績で認定する。
同資格は、社員の声から生まれた。同社では、12年4月に全社員が24あるいずれかの委員会に属して、社内の経営に参画する制度を創設。新規事業を考える委員会や、女性が一生涯働ける環境づくりを考える委員会などが週に1回、議論を交わしている。同資格は、その1つである「ライフスタイルアドバイザー委員会」が、社員の意識向上などを目指して提案。社長に承認されたことを受け、実施に至った。
ライフスタイルアドバイザー委員会は、「(資格制度を通じて)どんな家を買うかではなく、こんな生活をするために家を買う。この物件だったらここをこうすればできますねと、メリットを生かしつつ、デメリットを無効もしくは有益に変更する提案ができる営業マンの育成などを目指している」と話す。





















