12協議会の流通改革 ~動き出した事業者間連携~ 〈11〉 富山県中古住宅流通促進協議会 空き家解消が重点施策 地域巻き込み難題挑戦
住宅新報 2013年3月26日 号 4面
連載: 12協議会の流通改革

15年度に長野~金沢間が開業予定の北陸新幹線
「地域経済活性化」「街並み環境向上」――。富山県中古住宅流通促進協議会の事業概要を見ると、これらの言葉が目に付く。根底には「住宅単体ではなく、『地域』の視点でアプローチしていく」(同協議会)発想がある。
全日本不動産協会富山県本部と富山県宅地建物取引業協議会が中心となり、県不動産鑑定士協会、県古民家再生協会、県建築士事務所協会など15団体が参画する同協議会。名称通り中古住宅の流通活性化を目的とするが、県全体で5万戸を超える『空き家』も、その対象に含む。
先般、県内の市町村の実態調査を行い、空き家のある地域に「狭隘(あい)道路が多い」といった現状を把握した。特に救急車などの車両がすれ違う際に窮屈さがあり、防災の観点からも早急な対応が必要だという。協議会では空き家解消の課題を前面に出したうえで、点ではなく〝面〟活動を意識し、取り組む方針としている。






















