中規模ビルをBCP拠点に 野村不 日本橋に10棟目の「PMO」
住宅新報 2013年3月12日 号 3面

周辺相場より高めの賃料設定で稼働率は9割を超えるPMOシリーズ
野村不動産はこのほど、1月に竣工したオフィスビル「PMO日本橋室町」(東京都中央区)内に、災害時のBCP対応拠点を設けたと発表した。同ビルは、中規模ながら大規模ビル並みの高いスペックを備えた「PMO(プレミアムミッドサイズオフィス)」シリーズの10棟目。これまで供給してきたPMOビルのほぼ中央に位置することから、防災倉庫や非常用発電機を装備し、災害発生時には救護や情報収集・発信する機能を持たせた。各PMOに入居するテナント向けBCP対応施設とする。
「PMO日本橋室町」は、東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅から徒歩2分に立地する。地上9階・地下1階建て。基準階面積は194坪で、従来のPMOシリーズの中では最大規模となる。建物構造は官公庁と同じI類構造体とした。これは建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍の強度を持つという。2階フロアは、入居を考える企業に見てもらうために、机などを配置したモデルオフィスとした。PMOシリーズの模型なども置く。非常時には、このフロアを災害対策拠点に切り替え、救護スペースや情報収集・発信拠点として利用する。
そのほか地下スペースは防災備蓄倉庫とし、2000人分(3日間)の食糧や水、防災備品を用意した。また、停電時の予備電力を確保するため、2回線受電方式や非常用発電設備を採用している。





















