寄稿 グリーンビル再考(下) 日本政策投資銀行 安松志郎 重要な既存ビルの改修 経済価値の評価を待つ
住宅新報 2013年3月5日 号 3面

安松志郎氏
こうして考えると、不動産のリノベーションにかかる認証評価や資金的な支援は今後も直面する社会の大切なニーズである。新築物件のサステイナビリティ向上よりも、むしろ既存の物件のそれをどうするかの方が重要であって、環境や社会への配慮、そして事業継続を考えるにあたっては、数の面でも質の面でも既存の築年数の経った不動産のサステイナビリティ向上がより重要な意味を持つ。
ここまでグリーンビルを取り巻く変化として目に見えていることを述べてきたが、まだ起こっていないこともある。
起こっていないことのひとつに、サステイナブルであることの付加価値が、不動産の価値へ反映されることがある。





















