点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第41回 シリーズ「Jリート市場」 株価と実態の乖離に注意 三井住友トラスト基礎研究所REIT投資顧問部長 河合延昭氏に聞く
住宅新報 2013年2月26日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
点検不動産投資41回目の「Jリート市場」シリーズは、三井住友トラスト基礎研究所の河合延昭・REIT投資顧問部長のインタビュー<後半>。「株価の急激な上昇と実態の乖離には注意が必要」と指摘する河合氏のインタビューの模様を掲載する。
――現在の資産の取得環境をどう見ていますか。
河合氏 Jリートにとっての資産取得環境については、住宅は、リートが取得した物件のNOI利回りをみると11年から低下基調にあり、ポートフォリオNOI利回りが5%台前半にある住宅リートにとって、最近は買いづらい水準になってきている。またオフィスではリートの投資目線にかなう物件が少ない状況が続いている。リートの株価水準が先んじて上昇し、資金調達環境が好転した中で取得意欲は依然高いものがあるが、リートに限れば売買に加熱感や高値買いといった雰囲気は感じられず、総じて慎重な投資姿勢にある。良好な資金調達環境のなかで、今後リート各社がどのような外部成長を目指していくのか、注目したいポイントだ。





















