「より都心へ、厳選投資が顕著に」 「健美家」調べ 区分マンションの投資利回り低下
住宅新報 2013年2月19日 号 3面
不動産投資の収益物件検索サイトを運営する健美家(東京都港区、倉内敬一社長)がこのほどまとめた「首都圏投資用物件市場動向レポート」(12年1~12月)によると、区分マンションの同サイトへの新規登録件数が1万8094件(前年比28.7%増)に達し、06年以降、過去最高を記録した。新規登録物件の平均価格は1019万円(1.2%減)、投資利回りは10.77%で同比0.19ポイント上昇。完成後年数は22年8カ月に伸びた。
このうち投資家から実際に問い合わせが入った物件に限定すると、価格は前年より98万円上昇の835万円、投資利回りは12.72%で同比0.34ポイント低下。完成後年数23年4カ月と1年2カ月長期化した。
この結果について同社は、「投資対象エリアがより都心に近くづく傾向が見られたことに加え、空室に対する懸念からオーナーチェンジ物件に対する需要が高まるなど、厳選投資の傾向がうかがえた」と分析している。
またその他種別の問い合わせ物件の状況をみると、「物件数の大幅増加に加え、厳しい融資環境だったとの声が聞かれた」(同社)という一棟アパートは、築年数の長期化とともに平均価格が3355万円(5.5%下落)に低下し、投資利回りも13.07%(0.19ポイント減)に低下した。1棟マンションは、平均価格1億2792万円(3.9%減)で投資利回りは11.16%(0.19ポイント上昇)。「全国的に物件が小ぶりになる傾向と底打ち感がでてきた」(同社)という一棟ビルは、平均価格1億4470万円(3.7%減)で投資利回りは11.71%(0.96ポイント低下)した。
同レポートは、昨年1年間に同サイトに登録された首都圏の収益不動産を対象に分析した。





















