CBRE調べ 13年オフィス賃料 13都市、賃料上向きへ 優良ビルには品薄懸念も
住宅新報 2013年2月19日 号 3面
シービーアールイー(CBRE、東京都港区)はこのほど、13年は多くの都市でオフィス賃料が概ね横ばいから若干の上昇で推移すると予測した、全国13都市の賃貸オフィスビル市場展望をまとめた。東日本大震災以降、BCP対応ニーズが企業の間に浸透したことや、下落調整された賃料水準等を背景に、多くの都市で立地改善、設備水準の向上を目的とするオフィスの移転需要が増えると見込んでいる。また拡張移転や老朽化した自社ビルからの移転といったオフィス拡大の動きも目立ち、「企業のオフィス移転マインドが高まっている」と指摘している。
この流れを受けた13年は、一部で規模や築年数などによる二極化の進行という懸念があるものの、好立地、高スペックの大型ビルは全国的な賃料反転が期待できるという。また、12年の大量供給が回復の足を引っ張った東京エリアのグレードAクラスの優良大型ビル賃料は徐々に上昇し、13年末には対前年末比で3~5%程度上昇すると予測。
その他、(1)企業マインドの好転により移転の意思決定が早まり新規需要が伸張する、(2)大阪エリアを除いて新規供給は限定的で、空室率は総じて改善する、(3)東京エリアでは全国に先駆けて賃料反転が期待できる、(4)春先の大量供給で一時的に需給バランスがゆるむ大阪エリアも徐々に改善に向かう、など今年の注目ポイントを上げている。





















