点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第35回 シリーズ「Jリート市場」 個別銘柄の格差拡大へ カギを握る多様化する運用戦略
住宅新報 2013年1月15日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
今回から新シリーズ「Jリート」(日本版不動産投資信託)をテーマに取り上げ、市場動向や運用戦略について整理していくことにします。
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最初にJリートの仕組みと市場動向について、概観します。Jリートは投資家から集めた資金をオフィスビルや賃貸住宅などの賃貸不動産に投資して運用し、その収益を投資家に分配する投資信託です。投資資金を集めて投資する事業主体(器)となるのが「投資法人」で、投資法人から資産の運用を委託される会社が「資産運用会社」です。投資法人には役員会などの組織があり、資産運用会社の運用状況をチェックする機能はありますが、不動産に投資したり増資や借入金によって資金を調達したりする実務は資産運用会社が担います。投資法人が自ら運用することを「内部運用」、外部の会社に資産運用を委ねることを「外部運用」と呼びますが、日本の法制度(投信法)では外部運用方式が採用されています。





















