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スタンダード会員限定繰り返し使える水防 ツール「三角水のう」 太陽工業が製品化

住宅新報 2012年12月18日 号 9面

マンション・開発・経営
デルタチューブ

デルタチューブ

 大型膜面構造物メーカーの太陽工業(大阪市淀川区)はこのほど、土のう工法に代わって越水・浸水などの水害被害を防ぐ可動式特殊堤防「リバーテクノレビー三角水のう」を、三角水のう「デルタチューブ」として製品化(写真)、販売を開始した。一般社団法人リバーテクノ研究会(東京都世田谷区)が2年半かけて開発したもの(特許出願中)で、堤体上や浸水カ所に敷設後、袋体に注水することで止水壁を構築して越水・浸水を防ぐ水防ツール。折り畳んで収納・移動ができる軽量さに加え、小型の給水ポンプによって少人数で迅速に設置できるほか、繰り返し使えるのが大きな特徴。

 ポリエステル繊維に塩化ビニールをコーティングした遮水性・耐久性に優れたシートを素材にしているため、メンテナンスを行えば10年程度の使用は可能という。リバーテクノ研究会では、適用水深(大型80センチ、標準型50センチ)までの静水圧下での安定性能や、各種実証テストでの水防性能を確認したという。1ユニットのサイズは、標準型が幅1.2メートル×高さ0.6メートル×長さ6メートル(土のう約200個分)で、6分前後で注水が完了。大型(幅2メートル×高さ1メートル×長さ4メートル)は、15分前後で完了する。長い距離で使用する場合は、ユニットを連結して敷き並べるだけで対応できる。

 「デルタチューブ」の価格は、標準型が税込み23万9400円から、大型が31万800円から。自治体や企業向けに防災備品での採用を目指していく。

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