HEMS価値向上へ 環境省の採択調査事業 利用促す仕組み検証 凸版印刷などが実施
住宅新報 2012年12月18日 号 8面
凸版印刷(東京都千代田区)と早稲田環境研究所(東京都新宿区)、積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区)は12月から、住宅内のエネルギー消費量の見える化などを行うHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の利用価値向上に向けた調査事業を本格化させる。環境省の採択を受けて行うもの。HEMSの普及促進と継続利用を促すシステムの構築や、事業者側によるHEMSデータの利活用の可能性の検証などが目的だ。積水化学工業住宅カンパニーが供給した住宅をはじめ、HEMSを設置している約1000世帯を対象に、エネルギー消費動向についてデータ収集を行うほか、約20世帯のモデル世帯を対象に、生活行動調査などの詳細な非電力データを収集する。
調査では、HEMSの普及促進や継続利用を促す仕組みとして、商品のセール情報をはじめとする生活必需情報や娯楽といった生活に密着したサービスにエネルギー情報を付加することで、どの程度効果があるかなどを検証する。また、事業者側のデータ利活用を想定し、家族構成などに着目したHEMSデータの分析も実施。インセンティブの付与や企業のマーケティングなどで有効利用できる手法を検証する。
事業期間は3年間。調査や分析などを継続的に進めていくという。





















