点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第25回 グローバル不動産投資市場 高まる年金の不動産投資 〝負債に見合う資産運用〟が有力に
住宅新報 2012年10月23日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
海外から日本への投資資金の中には、安定的な収益を追求するコア型のものもあれば、それよりもリスクを取って付加価値を狙うバリューアッディド型のものも、ハイリスク・ハイリターンを追求するオポチュニスティック型のものもあります。この中で中長期的な観点から投資を行うコア型の代表例が、年金による投資です。そこで今回は、これから有識者へのインタビューを進めていくうえでの基礎知識として、年金の投資スタンスについて、簡単に整理しておくことにします。
海外の年金の運用動向を見る前に、日本の年金の運用について触れておくことにします。日本の年金は、企業年金(企業の年金)、共済年金(公務員等の年金)、公的年金(国民年金、厚生年金)の3種類に分かれています。





















