点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第24回 グローバル不動産投資市場・中間まとめ 伸び悩むインバウンド 〝コア投資の日本〟は徐々に浸透
住宅新報 2012年10月16日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
「点検・不動産投資」の24回目は、これまでの実務者、識者へのインタビューを踏まえ、中間段階でシリーズ「グローバル不動産投資市場」の動向と海外投資家の日本に対する認識について、ポイントをまとめます。
グローバル市場の全体感としては、欧州の金融不安、米国の景気失速に対する懸念がある中、安全資産に投資しようとする動きが続いている状態だと言えるでしょう。
特に欧州では、金融機関の貸出(デットの供給)姿勢が相変わらず厳しく、昨年度、若干増加した不動産取引が再び頭打ちになっています。欧州の銀行は、焦げ付きが懸念される南欧諸国向けだけでなく、ここ10年間で約5倍にも膨れ上がった新興国・発展途上国向けの貸し出しを抱えています。従って、当面は厳しい融資姿勢が続きそうです。





















