点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第23回 グローバル不動産投資市場 進まない投資家の〝機関化〟 IPDジャパンマネージング・デイレクター 西岡敏郎氏に聞く
住宅新報 2012年10月9日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
グローバル不動産投資市場を点検する連載6回目。前回に続いて、IPDジャパンの西岡敏郎マネージング・デイレクターに、不動産投資市場のグローバルな動きや日本市場の魅力などを聞いた。
――「不動産投資インデックス」から見た地域別の市況はいかがでしょうか。
西岡氏 年金をはじめ世界の投資資金は最近、より安全に安定して収益が得られる「コア」な不動産投資に集中する傾向がある。ロンドンならシティやウェストエンドといった中心部の優良なオフィスビルなどに投資ニーズが集まっている。とは言え、コアな投資不動産の供給が限られているのも事実。このため投資資金は潤沢なのにもかかわらず投資不動産の取引が少ない状況が続いている。だが、そのような滞留していた資金も新たな投資先にシフトする動きが見受けられるようになってきた。





















