床暖房で太陽熱利用 バルコニー設置型 日本初の全戸採用 群馬初供給のマンション 穴吹興産
住宅新報 2012年10月2日 号 8面

太陽熱利用の仕組み
穴吹興産(香川県高松市)は、群馬県前橋市国領町で開発を進めている分譲マンション「アルファステイツ国領」に、バルコニーに設置した集熱パネルで太陽熱を吸収して、その熱を給湯や床暖房に利用する太陽熱ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」を日本で初めて、全戸に採用する。同システムは、東京ガス(東京都港区)が11年7月に発売したもの。設置することで、標準的な3人家族の給湯使用料の約16%を太陽熱でまかなうことができる。また、高効率給湯器エコジョーズとの組み合わせで、ガス代を年間約2万円削減するという。
ソラモ全戸導入の経緯について同社は、「東日本大震災以降の、消費者の防災や省エネに対する意識の高まりを受けて決定した」と説明する。日本初の取り組みという面で、他社との差別化を図る狙いもあるという。また、今後の導入意向については、「太陽熱パネルが南側に設置でき、影にならないといった立地条件さえ合えば、採用していきたい」(穴吹興産)と話している。
アルファステイツ国領は、地上10階建て、総戸数58戸。専有面積は74~88m2。間取りは3LDK~5LDK。価格は未定。今秋にモデルルームを開設する予定。13年10月下旬に竣工する見通しだ。





















