王立チャータード・サーベイヤーズ協会 RICS 都内に日本法人を設立 「国のブランド力を明確に」
住宅新報 2012年9月18日 号 3面
英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会(本部・イギリス=RICS)は8月、一般社団法人RICSJapanを東京都港区に設立した。同協会は環境分野を含む土地、不動産、建設などの評価等の専門家組織。公共の利益を守り、専門家の地位向上とグローバルスタンダード基準の普及、維持に世界規模で取り組む。特に重視する専門家の普及、育成を日本で長期的な視野で取り組んでいく。来日したRICSのトンプキンスCEOとオング前CEOが日本への期待などを聞いた。
トンプキンスCEOは、「国境を超えた投資が活発な中、投資家や消費者が安心できるスタンダードな基準が求められている。Jリートが発足した10年前はまだグローバルな基準を取り入れる段階になかった日本だが、今後、日本企業のグローバル化が進んでおり、日本もグローバル基準を取り入れる用意ができたと感じている」と、設立の背景を語った。
また日本のデフレ克服について、「日本を含め先進諸国も同じように経済が停滞してきたが、重要なのは国のブランド力、日本の「メードインジャパン」というブランドの何に価値があるかを明確に打ち出すことと、それをしっかり舵取りすることだ」(トンプキンスCEO)。「勤勉さや物事をあきらめない日本のいいところを再認識し、目標を定めることが重要だ。もはや赤字国債を続けていける時代ではない。海外からの投資を積極的に受け入れて、国内の経済を活性化させる必要がある」(オング前CEO)と語った。






















