ひび割れ補強一部未施工のままパンフに掲載 景品表示法違反 コスモスイニシア
住宅新報 2012年8月28日 号 8面
マンション分譲大手のコスモスイニシア(東京都港区)は8月21日、消費者庁から自社の分譲マンション4物件の取引について、景品表示法に違反するとして、措置命令を受けた。
同社は、「コスモフォーラムすずかけ台駅前」「イニシア塚口」「イニシア大和中央」「イニシア板橋区役所前」の販売に当たり、(1)パンフレットに開口部の周囲に「ひび割れ防止用斜め補強筋」を設置する旨を記載し、図や施工状況の画像を掲載したが、実際には構造上の理由などから補強筋を施工してない個所があった、(2)パンフレット・新聞折込チラシに、コンクリートの劣化防止対策として「水セメント比50%以下」のものを利用する旨記載したが、実際には主たる建物の柱・主要な壁などの構造躯体を想定しており、それ以外(外構の塀、花壇の基礎など)は水セメント比が50%を超えていた、との事実が認められた。
消費者庁はこれを受けて、(1)(1)(2)の点について一般消費者への周知徹底、(2)今後同種の取引に関し、防止策と従業員らへの徹底、(3)今後同様の表示を行うことにより一般消費者に誤認される表示をしないこと――などの措置命令を同社に出した。
























