持続可能な街を求めて【特集】 定着したエコ その意識と実践 道路と一体開発の「環2第3街区」 ワクワクさせる最先端のモデル 新名所となった「東京スカイツリー」
住宅新報 2012年8月14日 号 15面
連載: 持続可能な街を求めて
○…日増しに高くなる、勢いを感じさせる建物だ。東京・虎ノ門の「環2第3街区」で建設が進む52階建ての超高層タワー。新橋・汐留から米国大使館近くの外堀通りを結ぶ約1.4キロ。トンネル状の都市計画道路と一体で開発する注目のプロジェクトだ。完成は3年後で、工事用のダンプやトラックが慌ただしく走り回る。その周囲には、3.11大震災で傷んだ解体中のビルや、道路開通をにらんで空き地のままの土地も目立つ。殺風景だが、まちが変わる息吹を感じさせる風景だ。
○…同じ思いは、5月に開業した地上634メートルの電波塔・東京スカイツリーの建設時にもあった。行くたびにカメラのファインダーからはみ出す塔に、成長力、ワクワク感を覚えた。長引く不況に追い打ちを掛けたリーマンショック後にその姿を現した。経済の立て直し、都市再生の「希望の星」と映った。
○…2つの大型プロジェクトは、建築、環境・省エネルギーの技術の粋を集めた最先端のモデルであり、実践である。折から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」による電力の全量買い取りが7月にスタート。全国各地にメガソーラー発電所が建設され、産業としての太陽光発電所が本格始動した。環境対応、エコへの動きは、幅広く大きなうねりになった。そして震災被災地の復旧復興への取り組みも、ようやく本番を迎える。






















