雨降り後の澄んだ空気を 空気清浄機で水利用 におい除去が可能に オルガノ
住宅新報 2012年8月14日 号 7面
雨が降った後の澄んだ空気を、室内で――。水を利用した住宅用空気清浄機を、水処理エンジニアリングのオルガノ(東京都江東区)が開発した。商品名は「エアワッシャー」。化学物質などの微粒子だけでなく、水の性質を生かすことで「におい」の除去を可能としたことなどが特徴だ。このほど販売を開始し、ハウスメーカーなどすでに2社が導入を決めている。
要となる機能は、装置内部の散水ノズル。これが降雨時と同じ状況を人工的に作り出し、外部から取り込んだ空気を下部の循環タンクに沈める。そして上澄みの浄化された空気を、室内に送り込む仕組みだ。室内の空気を循環させる一般的な空気清浄機に対して、エアワッシャーは新鮮な外気と室内の空気を絶えず入れ替える点が特徴だ。
水に溶け込んだ各種物質は、タンクに内蔵された電極装置が塩素などに分解。そのうえで1日1回自動排水されるため、室内に放出されることはないという。花粉や、ホルムアルデヒドなど空気汚染物質のほか、においの元となるガス状物質も除去が可能。粒子が小さくフィルターなどでは取り除くのが難しいが、水に溶ける性質があるためだという。タバコのにおいは96%以上除去できる(同社実験データより)。





















