ラサールインベスト 〝安全と変化〟を重視 不動産投資 流動性に二極化現象
住宅新報 2012年7月31日 号 3面
総合不動産サービスのグローバル企業「ジョーンズラングラサール」グループの不動産投資顧問会社であるラサールインベストメントマネージメントはこのほど、12年不動産投資戦略の中間レポートをまとめた。12年上半期は、投資姿勢や主要国の経済成長に見られた改善も短期間で再び停滞に陥った。不透明さを増す欧州問題を背景に、「投資家の需要が主要市場の高稼働の状態にある不動産に集中し、それ以外のほぼ全ての不動産には流動性が不足している。この二極化の現象はかつてないほどに大きくなっている。不動産市場における最大のテーマ」と現在の世界的な不動産市場の動向を分析。その上で、優良なコア不動産の価格は上昇する一方で、その他の不動産の価格はほとんど変化していないと指摘している。
そうした中で日本での投資対象には、「近代的物流施設が引き続き魅力的であり、都市部周辺に立地するBグレードオフィスもより安定したりータンをもたらす」。これに加えてビジネスホテルもアジア太平洋全域で有力な投資対象だとした。
27日に、アジア・パシフィック地域投資戦略・リサーチ部ヘッドのポール・ゲスト氏と共に記者説明会に臨んだ日本法人社長の中嶋康雄氏は同社の投資戦略について、(1)コア不動産のインカムの強さが世界中の投資家に再認識されている、(2)中間層の台頭で成長が続くアジアでの不動産投資のチャンス、(3)資金がタイトになった国における資本ギャップに対する資金ニーズ、(4)新しく求められるものの開発ニーズという4点をポイントにあげた。経済情勢は刻々と変化するものの、「投資家が求めている『安全と変化』という2つのバランスのとれた当社の投資姿勢に変わりはない」と語り、引き続き世界中の不動産投資ニーズに応えていく姿勢を強調した。





















