「環境不動産は有望分野」 日本不動研がセミナー開く投資関係者らが参加
住宅新報 2012年7月10日 号 3面

日本不動産研究所(五十嵐健之理事長)は7月4日、東京・内幸町のイイノホールで「環境不動産マーケットの現状と将来」をテーマにしたJREI不動産ビジネスセミナー2012を開いた。不動産開発や金融、評価などの投資市場関係者らが多数参加した。主催者あいさつで五十嵐理事長は、「環境不動産への関心は非常に高まっているし、経済的にも有望な分野である。今後、評価が高まるのは間違いない。水準を高めておく段階になった」と、開催の趣旨を述べた。
セミナーはまず、国土交通省土地市場課長の西川智氏が「日本の環境不動産マーケットの現状と未来」について基調講演。不動産に求められる新しい価値(省エネ、安心・安全、景観・街並み)、エネルギーの効率利用が求められる業務部門、市場参加者の環境不動産への認識、国際的に見た日本の不動産市場などについて解説した。
続いて、日本政策投資銀行の松浦克彦氏が「DJBグリーンビルデイング認証」、飯野海運の長命渉氏が「飯野ビルディングの環境への取り組み」、興和不動産の田部井寛氏が「環境に着目したCRE戦略」、日本不動産研究所の後藤健太郎氏が「環境不動産市場の実態と取り組み事例」についてそれぞれ報告。それに基づいて、日本不動産研究所の内田輝明氏がモデレーターとなって、情報の可視化・流通、既存ストックの環境対応、テナントの需要喚起について意見を交わした。





















