中古瑕疵保険 マンション戸単位対応が誕生 普及は進むか (上) 新築時の資料を活用 検査合理化で費用削減
住宅新報 2012年7月3日 号 8面
構造の不具合や雨漏りなど中古住宅の瑕疵(かし)を保証する保険で、マンション1戸単位に対応した商品が誕生した。住宅専門の保険会社、住宅保証機構と日本住宅保証検査機構(JIO)が6月15日付で国土交通省から商品認可を受けた。中古・リフォーム市場拡大に向け、国交省が具体策をまとめたトータルプランの中でも消費者の安全、安心担保のためのツールと位置付けられる瑕疵保険。マンション戸単位対応が可能になることで今後の普及に期待がかかる。一方、その利用については、マンション特有の課題が指摘されている。
基本的な課題
「中古マンションは1戸単位で売買されますが、専有部分のみの検査を持って共用部分を保険にかけるという技術開発まで至っておりません。共用部分は1棟全体を検査しない限り対象にできず、1棟検査には過大な検査費用がかかってしまうという問題があります。現状を考えると義務付けは難しいのではないかと思っています」





















