証券化協 私募ファンドを指数化 7月にも提供開始 年金基金呼び込む 国交省も構築検討へ
住宅新報 2012年6月12日 号 3面

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不動産証券化協会(ARES)は、不動産投資市場の発展や透明性向上に向けて、不動産投資の収益性を指数化したインデックスの充実を進める。早ければ7月にも、新インデックスの提供をスタートする。従前からインデックスを公表しているJリートの保有物件に加えて、私募ファンドの物件を対象にする。このほど、年金基金からの運用受託実績がある私募ファンド運用会社10社(左表)とデータ提供について合意した。これにより、新たに作成するインデックスは、主に賃料収益などのインカムゲイン獲得を期待する投資(コア投資)市場(推計約25兆円)の約4割をカバーする。一方、国土交通省も投資市場拡大へインデックスの整備を重要視。今年度、インデックスが充実している欧米の整備手法について調査、把握を進める。
ARESがインデックスの充実を進めるのは、年金基金をはじめとする長期資金を呼び込むのが目的だ。
ARESによると現状、公的年金からの不動産ファンドへの投資はゼロ。企業年金からの投資も一部機関にとどまる。この背景として指摘されているのが、投資パフォーマンスを定量化したインデックスが十分に整備されておらず、リスク・リターンなどを分析した合理的な意思決定ができないといった課題だという。





















