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スタンダード会員限定12年3月期決算 大手デベ

住宅新報 2012年5月15日 号 8面

マンション・開発・経営

純利益500億円に 住宅分譲で利益改善 三井不動産

 三井不動産の12年3月期連結決算は、売上高1兆3381億200万円で前期比(以下同じ)4.8%の減収となったが、営業利益は1260億3800万円で5.0%増加、経常利益は1025億900万円で6.6%増、当期純利益は501億2900万円で0.4%の増益となった。

 売上高は、住宅分譲で東日本大震災による工期見直しで計上戸数が減少したことが響いた。しかし、営業利益はオフィスビルや商業施設の通期稼働効果と、住宅分譲の利益率改善などがあって59億円の増益。住宅分譲の利益率が改善されたのは、リーマンショック後の用地取得費が下がったことや、販売好調で期間短縮など販売コストの低下があったためとしている。ちなみに住宅分譲事業の売上高営業利益率は4.0%で前期比0.9%ポイント改善した。次期は5.0%を見込んでいる。

 自己資本当期純利益率は4.8%(前期4.9%)、総資産経常利益率は2.7%(同2.6%)と2期続けてほぼ同水準を維持。売上高営業利益率は9.4%(同8.5%)で前期よりも0.9%ポイント上昇した。

 次期業績見通しは、売上高1兆4600億円(前期比9.1%増)、経常利益1090億円(同6.3%増)、当期純利益550億円(同9.7%増)。

売上高が1兆円超 純利益は12%減に 三菱地所

 三菱地所の12年3月期連結決算は、売上高1兆130億6900万円で前期比(以下同じ)2.5%増収。営業利益は7.6%減の1462億9900万円、経常利益は7.8%減の1206億6500万円、当期純利益は12.0%減の565億1200万円と利益ベースではいずれも減収となった。自己資本当期純利益率は4.6%、総資産経常利益率は2.8%、売上高営業利益率は14.4%だった。

 セグメント別では、主力のビル事業は賃貸収益が105億4300万円の減収だったが、「赤坂パークビル」の売却などがあり、ビル事業全体の売上高は469億円増え5108億円、営業利益は41億円増の1460億円となった。

 住宅事業はマンションの販売戸数が666戸減り、売上高では159億円の減収。このほか注文住宅、住宅管理業務などを加えた住宅事業全体の売上高は263億円減の3428億円、営業利益は74億円減の47億円となった。

 次期業績予想は、売上高8.5%減の9270億円、経常利益9.7%減の1090億円、当期純利益11.5%減の500億円。

純利益194%増 特別利益など発生 東急不動産

 東急不動産の12年3月期連結決算は、売上高5568億4100万円で前期比2.6%減、営業利益500億8600万円で同19.9%減、経常利益348億6600万円で同36.5%減と減収減益となった。

 前期にSPCを通じたビル売却による配当があったことや、分譲マンションの売上減少などが響いたもの。ただ、特別利益として匿名組合などの連結による負ののれん発生益などを計上し、法人税率の変更もあったことから、当期純利益は342億円となり前期比で194.9%増と大幅に増加した。

 自己資本当期純利益率は15.2%(前期5.6%)、総資産経常利益率は2.4%(同5.0%)、売上高営業利益率は9.0%(同10.9)。

 次期業績は売上高6000億円(同7.8%増)、経常利益380億円(同9.0%増)、当期純利益160億円(同53.2%減)を見込んでいる。

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