紙上ブログ悪徳不動産屋の独り言 第149回 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 よく気が付く中国人留学生たち 私の「日中友好」は嘘かも
住宅新報 2012年5月1日 号 5面
夕方、そろそろ店を閉めようか、と思っていたところに、中国人男性と思しき3人組が来店した。1人は無口で、「心の底では日本人を蔑んで嫌っているのでは」と思えるくらいだった。「3人でルームシェアをしたい」とのことで予算は10万円まで。ちょうど良い物件はあるが、申し込みをしても「中国人のルームシェア」だと、たいていは断られるのがオチで、私も本音では「他の店に行ってくれ」と思っていたが、何件か資料を出すと、そのうちから候補を数点に絞って「皆でよく相談して明日また出直します」とのこと。時間を約束していったん帰ってもらった。
審査もパス
あまり当てにしないで待っていると、彼らは約束した時間ピッタリに再び現れた。それで「おや…」と思った。この中国人留学生は信用しても大丈夫かも、と思い始めたのだが、その後の細かな約束事もキッチリ守る。ただし、日本人の連帯保証人が付けられないし、保証協会の審査も難しいので、部屋は見つかっても契約に至るかどうかは分からない。保証協会を使うと保証料も掛かるので「大学の先生にお願いするとかして何とか連帯保証人を立てるように」とアドバイスし、ある物件で家主さんに「礼金も0にしてもらえるよう」交渉して審査を通してもらった。























