第1四半期・CBRE調べ 大型物流施設に品薄感 首都圏、近畿で空室率低下
住宅新報 2012年4月24日 号 3面
シービーアールイー(CBRE)の調べによると、首都圏における大型物流施設の第1四半期の空室率が4.5%(前期比0.7%減)に低下し、3期連続で改善した。新規供給が少なかったうえに、11年に竣工した大型物件などが高稼働中で、まとまった空室在庫が希少になってきているという。
同様に期中の新規供給がなかった近畿圏は、既存の1万坪以上の大型募集物件がすべて成約し、一時的に既存施設の募集空室がない状況が発生した。5月に竣工を控えているマルチテナント型物流施設の稼働で、更なる需要喚起が期待されるとしている。
同社では今後6カ月については首都圏で3物件、8万坪の供給が予定されているが、現時点で1物件はすでに満室稼働する予定、その他も順調にリーシングが進んでいることから、当面需給バランスが崩れることは考えにくい。ただし、最新鋭施設に対する需要が堅調で高稼働が見込めることから、開発意欲は旺盛で、13年以降に新たに開発計画が発表される可能性があることから、エリアによっては供給が集中する懸念もある。賃料水準は品薄感からすでに底を打っているが、今後の供給をにらんでテナントが待ちの体制に入っているため、すぐに上昇に転じる局面にはない」と分析している。





















