地域文化と技に可能性 鑑定士協連 「復興する日本」でシンポ
住宅新報 2012年4月10日 号 5面
日本不動産鑑定士協会連合会(緒方瑞穂会長)は4月6日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで「復興する日本~震災から1年、いまの日本と未来を考える」をテーマにした不動産鑑定評価の日記念シンポジウムを開いた。4月に公益社団法人に移行すると共に連合会組織とした初めての行事で、一般を含め約600人を招待して実施した。
まず、東大教授で建築家の隈研吾氏が「日本再生へのメッセージ」と題して講演。建築の世界はリージョナリズム(地域主義)とインターナショナリズム(国際主義)を繰り返しているが、大災害が変化のきっかけになっていることを指摘した。
「1755年のポルトガル・リスボン地震、1871年の米国シカゴ大火、日本では1923年の関東大震災が世の中を大きく変えた。そして今回の東日本大震災。復興は我々にとって大きな挑戦となるが、東北には地域文化や地域の技、世界に誇れる『日本の宝』がある。東北に残る様々な職人の技に世界のデザイナーが注目している。この地域の力を生かせば、日本は世界の先頭をいくことができる」と強調した。























