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スタンダード会員限定在庫減り空室率改善へ 3月・三鬼商事調べ 都心5区オフィス 新築3棟が満室稼働

住宅新報 2012年4月10日 号 3面

マンション・開発・経営
賃料下落が続くオフィス市場

賃料下落が続くオフィス市場

 三鬼商事がまとめた東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況(3月末時点)によると、3月は新築ビル3棟、延べ床面積合計2万5000坪が満室稼働したことに加え、既存ビルの成約も進み、1カ月間に空室面積が約6000坪減少した。このため同地区の平均空室率は前月比0.11ポイント減の9.04%に低下し、2カ月連続で改善した。一方、平均賃料は5区すべてで前月比、前年同月比下落が続き、賃料相場は依然弱含みの状況が続いた。

 空室率は新築、既存共に前月比で改善した。3棟が満室稼働した新築は、募集面積を残していたビルが既存ビルの区分にシフトしたことも加わり前月比3.38ポイント減の29.1%に低下。拡張や統合に伴う成約が進んだ既存ビルは前月比0.04ポイント減の8.59%に低下した。

 地区別では、千代田・中央・港の中心3区が統合・拡張や借り換え移転の需要などを背景に空室率が改善した一方、解約の動きが目立った新宿・渋谷は悪化した。地区別の空室率は、千代田8.63%(0.02ポイント減)、中央8.19%(0.2ポイント減)、港9.73%(0.3ポイント減)、新宿9.97%(0.21ポイント増)、渋谷8.43%(0.11ポイント増)。

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