実務家・識者座談会(5) 不動産投資市場は今 〝金融との融合〟は進化の時 カギは押し寄せる〝BIG〟ウエーブ
住宅新報 2012年4月3日 号 3面
「不動産投資市場の今」を語る実務家・有識者5人による座談会を連載してきた最終回は、市場展望について意見が交わされた。「不動産投資・証券化市場の骨格はほぼ整った」という共通認識のもと、更なる成長、発展に向けた意見や方向性などが示された座談会の模様を紹介する。
田邉氏 今後の市場展望について意見をお願いします。
小川氏 導入後、十数年がたった不動産証券化を振り返ると、意外と世の中のニーズにうまく応えてきたと感じる。例えば、バブルでふくらんだ企業のバランスシートの修復にオフバランス型の証券化が活用された。不動産事業のうち、特にリスクが高い開発フェーズに対しても、不動産証券化の仕組みが工夫され、資金を入れるのに役立った。こうしたことを重ねて不動産業の分業化や専門化、あるいはリスクを上手に切り分けて様々な仕組みや資金の呼び込みにつながってきた。





















