論考 地価下落を止める手立てはないのか 公示地価を検証して 個性あふれる街づくりを
住宅新報 2012年3月27日 号 10面
日本の住宅地地価は、あたかも人口減少に歩調を合わせるかのように緩やかな下落を続けている。
リーマンショック前後の小高い山を除けば、90年代初頭のバブル崩壊以降は、富士山のなだらかなすそ野がどこまでも伸びるかのような安定感さえ示し始めている。変化に欠けるためか、「依然として下落は続いているが、下落率は縮小してきている」といった新聞記事が目立つのもここ数年の特徴だ。
今年の公示地価(今年1月1日時点)もそうなった。全国の住宅地は2.3%下落したが、下落率は3年連続で縮小した。ただ、たとえ下落幅が縮小しても、下落が継続しているインパクトは大きい。





















