日本の安全基準に警鐘 放射線医学第一人者バンダジェフスキー博士が講演
住宅新報 2012年3月27日 号 10面

特にセシウムが子供には危険と話す博士
民主党の橋本勉衆院議員、社民党の福島みずほ参院議員らの呼び掛けで、ベラルーシの放射線医学者ユーリー・バンダジェフスキー博士の講演会が3月19日、衆議院第一議員会館で開かれた。
その講演内容は、日本の放射線に対する危機意識は政府も国民も低過ぎて、「今のような対応が続けば、将来はチェルノブイリ事故により多くの死者を出しているベラルーシ共和国のような悲劇を繰り返すことになる」という衝撃的なものとなった。
講演で博士はセシウム・137の体内被曝、特に子供の心臓に与える害悪の深刻さを強調した。小児の場合、50ベクレル/kg以上の取り込みで著しい病理学的変化が起きていると話した。そのため、我が国が4月から実施する食品の安全に関する新基準でも子供たちにとっては危険性があることを示唆した。博士によると、「放射能を体内に入れることはその量に関係なく非常に危険で、少量であれば許容できるというのは誤り」と明言した。





















