「耐震」重視が急上昇 東京オフィスニーズ 森ビル調べ 前年比20ポイントの大幅アップ
住宅新報 2012年1月10日 号 3面
大手企業の間で「耐震性の優れたビルに移りたい」というオフィスの移転ニーズが急速に高まっていることが、森ビルの「東京23区オフィスニーズに関する調査」で分かった。
それによると、「賃料の安いビル」を希望する企業の割合は昨年に続いて最多となったものの、前年の調査より5ポイント低下の38%にとどまった。反対に「耐震性の優れたビルに移りたい」との回答割合が前年より20ポイントも上昇し35%に達した。震災後の事業継続性(BCP)への関心の高まりから、コストや立地と同等に「安全性」を強く望む企業姿勢がうかがえる結果となった。
その他の理由としては「業容・人員拡大」36%(8ポイント増)、「立地の良いビルに移りたい」35%(1ポイント増)、「ワンフロアの大きなビルに移りたい」28%(6ポイント増)もそれぞれポイントが上昇した結果、例年になく上位4つの理由が拮抗した格好となった。また「セキュリティの優れたビルに移りたい」24%(4ポイント増)「防災体制・バックアップ体制の優れたビルに移りたい」19%(9ポイント増)といった理由も前年より大きく上昇している。





















