CRE2次ブームを予感する 日本土地建物CREソリューション本部CRE推進部次長 石川 聡さん
住宅新報 2012年1月10日 号 2面
連載: ひと
会社は都市開発事業本部などと共に、CRE(企業不動産)戦略事業を『本部』に位置付け、その分野でトップを目指す総合ディベロッパー。8年前から毎年、メーカーなど一般企業を招いたセミナーを開き、同戦略の重要性を訴えている。
セミナーでは毎回、クライアントに対する実践事例や課題を報告してきた。ポイントを押さえた解説と、誠実感あふれる語り口が好評だ。
「CREが不動産業界で議論されるようになって6、7年経つが、リーマンショック前までは景気が良くなるにつれ、下火になった時期もある。今年は、経済の不透明感もあって第2次ブームに火が付く予感がする」
CRE担当になったのは、04年に民間企業で構成されたCRE研究会に参加したのがキッカケ。それ以前は鑑定部に14年半在籍していた。MBA、不動産鑑定士、日本証券アナリスト協会検定会員など多くの資格を保有し、社内では資格マニアとしても通っている。
「鉄道、ダム、空港マニアでもあるんですよ」と笑う。いずれも、その威容と美しさに感動するそうだ。ただし、ダムも空港も形のバランスがとれていないものはだめだという。
「CRE戦略の要は、所有不動産と企業価値のバランスをとること。かつて、所有している不動産狙いで敵対的企業買収が流行したりしたのも、そのバランスが崩れていたからです」
所有している全不動産を、企業経営という視点から捉えなおすことは口で言うほど簡単ではない。
「その最良のパートナーとしてわが社が選ばれるようになることが目標。既に、CRE業界ナンバーワンの実力はそなえている」と言い切った。
今年の目標は「海外事業担当になる日に備えて英語の習得です」
都立大学理学部卒。44歳。 (本多信博)





















