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スタンダード会員限定西新宿8丁目再開発竣工 住友不がハイスペックビル オフィスと高級賃貸を併設

住宅新報 2011年11月29日 号 14面

マンション・開発・経営

 住友不動産が参加組合員となって開発を進めてきた東京都の「西新宿8丁目成子地区第一種市街地再開発事業」が竣工し、12月1日グランドオープンする。現地は地下鉄丸ノ内線西新宿駅から徒歩3分の青梅街道に面した約2万平米の土地で、もともとは300人以上の地権者がいた木造密集地域だった。

 ここに高層オフィス棟、その中の一角を占める高級賃貸住宅、地権者向けの中層共同住宅、低層イベントホールなどが完成した。総延べ床面積は約18万平米(5万4000坪)に達する。中でも注目されるのが、都内最高水準のスペックを誇るオフィス棟「住友不動産新宿グランドタワー」(オフィスフロアは5~39階)だ。基準階の貸室面積は幅102メートル×奥行き25メートルで800坪超という広さ。しかも窓面の柱を外に出すアウトフレーム設計のため使い勝手のいい空間とした。

 同タワーの西側フロア(5~40階)を占めるのが住友不動産の高級賃貸マンション「ラ・トゥール新宿グランド」(138戸)。天井高が全戸オフィスと同じ3メートル超で、開放感に満ちている。ルームプランは専用面積約40平米スタジオタイプから同約200平米の4LDKタイプまで用意されている。

 同再開発事業の参加組合員として住友不動産が選定されたのは01(平成13)年。翌02年に同地域を含む新宿駅周辺地域が都市再生緊急整備地域にしてされ、03年には都市計画決定されるなど事業が本格化していった。

 こうした法定再開発事業に参加するディベロッパーのメリットとして記者会見に臨んだ同社執行役員ビル事業本部副本部長の片山久寿氏は(1)自ら土地を取りまとめることができるため割安な床を取得することができる(2)都市計画事業として容積率などの規制緩和を受けることができる(3)買収型と違い、着工までの投下資金を抑え金利負担を少なくすることができる――などの点を挙げた。

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