中古ワンルーム市場が急拡大 年間取引6万件超(過去最多)へ
住宅新報 2011年11月29日 号 1面
中古ワンルームマンションの年間流通件数が、過去最高の6万件を超える見込みであることが東京カンテイ(東京都品川区)の調べで分かった。
同社によると、11年1~9月の流通件数は4万5983件。10年の年間流通件数4万2920件を既に上回っており、前年同期(2万2969件)比では2倍を超える。景気低迷下で、安価な不動産投資への注目度が高まっている様子がうかがえる。
背景にあるのが、新築ワンルームの大幅な供給減だ。1~9月の供給戸数は3081戸。前年同期比では400戸弱増えたものの、年間ベースでは5年連続で減少する見通しである。更に、10月1日に施行された宅建業法施行細則の改正により、マンション販売の規制が一層強化されることを踏まえると、今後新築ワンルーム市場が活性化する可能性は低い。表面利回りも08年以降は4%台前半で推移しており、同社市場調査部の井出武主任研究員は、「金融商品としての魅力が薄くなっている」と指摘する。





















