ヒューリック 生物多様性に積極対応 建て替えに評価と認証を導入
住宅新報 2011年11月1日 号 3面
ヒューリック(西浦三郎社長)は、都市部に保有するビルなどの建て替えで(財)日本生態系協会の生物多様性保全の取り組みに対する定量評価手法と認証制度(JHEP認証)を活用していく。第1弾の取り組みとして、東京都大田区にある居住施設の建て替え2案件で、同認証のAランクを取得する。
有料老人ホームの「グランダ大森山王」では、在来種の高木類からなる庭園を設け、樹高8~10メートルまで成長させて「コナラの林」を目標植生とし、「シラカシの林」を目標植生とする賃貸マンション「ヒューリックコート雪が谷」は、シラカシの樹幹を半径2メートル程度まで広げていく。
同社は09~18年までに130棟の保有建築物のうち、首都圏の都市部を中心に40棟以上を建て替える計画だ。これらについて省エネ、低炭素などの環境性能を高めると共に、生物多様性の観点から地域本来の樹種や動物の生態系に配慮した外構緑地を整備していく。具体的には、各物件でJHEP認証を取得し、生物多様性への貢献度とその算定根拠を物件ごとに明確化。評価を積み上げることで、企業全体の取り組みレベルなども定量的に把握していくとしている。





















