GAテクノロジーズ 仕入れ営業「脱・属人化」 CRMで接点情報を共有
住宅新報 2026年8月18日 号 8面

適切な情報共有で議論が進みやすい
AI(人工知能)不動産投資を推進するGA technologies(東京都港区)は、同社が展開する不動産投資サービス『RENOSY』の物件仕入れ業務に、CRM(顧客関係管理)ツールを導入し、営業活動の〝脱・属人化〟を推進している。仲介会社との通話履歴なども自動で蓄積・共有し、経験の浅い担当者でも、再現性の高い仕入れ業務を行える体制を構築している。取引先企業との適切な接点づくりにも生かしている。 (坂元浩二)
同社は従来も寄せられた物件情報や商談の進ちょくを自社システムで管理していた。ただ、どの仲介会社の誰からその情報を得たか、担当者といつ、どのような会話をしたかといった接点情報は、仕入れ担当者個人の記憶に依存していた。取り扱い物件が投資用区分マンションからファミリー向け、一棟物件、数億円規模の高額物件にも広がり、担当者も増え、安定的な物件供給には営業ノウハウの共有が課題となった。
そこで、25年10月にCRM『HubSpot』と、音声解析AI『MiiTel』を導入した。電話の録音、文字起こし、要約などをCRMの顧客情報に自動でひも付け、誰がどの会社の担当者へ、いつ、何回連絡したかを可視化した。管理者は全通話を聞き直さずに商談内容を把握し、担当者への助言や進ちょく管理している。
同社RENOSY事業戦略本部RENOSY事業企画部Acq_Bizdevマネージャーの小島瞭大氏は、「1日100件ほど電話する担当者もいる。全履歴の手入力は負担が大きい。自動化で定着を図った」と話す。物件管理システムとのAPI連携や、既製サービスの採用により、自社のリソースを独自性の高い領域へ振り向けている。






















