タカマツハウス 恵比寿に買取再販初弾 用地取得後の出口拡充 RC造・大手住宅メーカー施工など
住宅新報 2026年7月21日 号 7面
高松コンストラクショングループで高価格帯で建て売りの戸建てや宅地の分譲事業を手掛けるタカマツハウスは、新築の建て売り住宅や戸建て住宅用地の供給を前提に用地仕入れを進める一方で、取得した土地に残る建物の価値を見極め、既存住宅の再生も商品企画の選択肢に加える。同グループの昨年度から28年3月期までの中期経営計画では、戸建て住宅に加えて新築木造アパートや賃貸併用住宅といった供給チャネルの多角化を進める方針を示したが、既存建物を生かした買い取り再販にも柔軟に対応する。金田健也専務は「出口を広げていくことは視野に入れていた」と説明。7月13日には東京・恵比寿に買い取り再販ブランド「ミラクラス Re-Style(リスタイル)」(写真㊤)の初弾物件を竣工した。
仲介会社などから取得する用地の多くには既存建物が残っており、取得後に立地、建物の構造や状態、市場性を精査する。用地仕入れの中で活用に適した建物があった場合は、既存住宅を改修して再販するか、あるいは収益物件など別の活用方法が考えられるかを個別に判断する。
買い取り再販を前提に土地を仕入れるのではなく、取得した土地や建物の条件に適している場合の出口として検討することで、新築商品の拡充と既存ストックの再生を並行して進めるなど、用地ごとの事業化に柔軟性を持たせる考えだ。当面はノウハウの蓄積を優先する。
新築の建て売り住宅と同様、マンションから戸建てへの住み替えや、都心マンションの取得を見送った層などのニーズを想定し、都心の好立地という同社の仕入れ方針を維持しつつ、構造図面や施工履歴などを確認しやすく、躯体性能に一定の信頼を置けることを重視。RC造や大手住宅メーカーが施工した戸建て住宅を中心に検討する。











