大手住宅 オープンイノベーション加速 アイデア取り込む仕組み構築 社内制度と両輪で人材育成も
住宅新報 2024年7月9日 号 10面
大手住宅メーカーがオープンイノベーションへの取り組みを加速している。大和ハウス工業は、11月にスタートアップ支援や協業促進などを担う新会社「大和ハウスベンチャーズ」を設立。今年1月には、グループの既存事業強化につながるスタートアップへの出資や協業を目指し、300億円規模のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「将来の夢ファンド」を設立。積水ハウスも今年2月、オープンイノベーションや人材育成を担う新会社「積水ハウスイノベーション&コミュニケーション(積水ハウスイノコム)」を通じて、4月には50億円規模のCVCを設立した。
大和ハウスベンチャーズは、4月に空間データプラットフォームを提供するスペースリー(東京都渋谷区、森田博和社長)を初弾の出資先に選定、次いで6月28日には老朽化した工場や倉庫、橋梁・鉄塔などのインフラのメンテナンスを手掛けるトヨコー(静岡県富士市、豊澤一晃社長)へも出資した。
一方、積水ハウスは、CVCを通じた投資のほか、9月にオープンイノベーション施設「イノコム・スクエア」の開設を予定。新会社が運営を担い、住宅を切り口に、ベンチャーや事業者など、産官学での交流を重ねイノベーションを起こしていくことで、価値創造の場の創出を目指す。
全社員参画型も




















