リコー「価値創出プログラム」、住まいの新たな価値付け可能に
住宅新報 2020年6月30日 号 4面

リコーの施設「RICOH BIL Tokyo」
リコーの新規事業の創出に向けた取り組み「価値創出プログラム」から、コスモスイニシアによるテレワークで創造的な働き方を実現する2つのアイデアを採用したリノベーションマンションが生まれた。このプログラムは、業種はもちろん、営業、商品開発、人事などの業務も問わないが、コスモスイニシアとの取り組みでは他業種と比べて異例の早さで商品化されたという。市場投入を早めて顧客の反応を見て、素早く改善することが適していると判断したためだ。コロナ禍で変化への対応を迫られている住宅・不動産業界の〝新たな価値〟を見いだす動きを探る。
コスモスイニシアと共創も継続
リコーの価値創出プログラムは、デザイン思考の手法を使った新規事業の創出や新商品開発などを行う取り組みだ。データや数値からでは分からない商品・サービスの価値を見いだす手法としてデザイン思考を用いる。
デザイン思考は、直観的に仮説を立てて検証を繰り返すというもので、認識されていない社会や人が抱える課題などを顕在化し、「共感」「定義」「創造」「試作」「検証」といったプロセスを通じて、新しい商品・サービスにつなげる。コスモスイニシアとの取り組みでは、「リモートワークをしている方に、深くインタビューなどを行いながら、課題を発見する」(リコー知的財産本部の奥田龍生イノベーションデザイングループリーダー)というプロセスで行った。


















